会長の挨拶

 稲門会会員の皆様、こんにちは。いかがお過ごしでございますか。年初めに発生した新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、早稲田大学校友会の各種活動は年内は開催できにくい状況にあります。北稲門会におきましても通常の形式の総会は開催できず、浅井碩信幹事長の創意工夫により「書類決議による総会」(二〇二〇年七月十日)を開催し、諸案件を決議した次第でございます。その結果、この度、思いもかけず会員の皆様のご意思により会長に信認され“私でいいのか”という不安感で一杯です。特に抱擁力があり慈愛に満ちた北雷次会長の後任ということで身が縮みあがる思いです。
 私は、北稲門会創立時(一九九四年)からの会員でありますが、会長就任にあたり歴代の会長 名取小一様、横峰忠様、飯野嘉一郎様ならびに北様に改めて感謝申し上げます。不安が先立ちますが、北前会長、浅井前幹事長(お二人は新規に相談役に就任していただきました)ならびに役員の方々また会員の皆様のご尽力を賜り微力ながら努力する所存で御座います。ご指導ご鞭撻の程をお願い申しあげる次第で御座います。
 昨年、大学から校友宛配布物「早稲田トピックス」に“英国のQS社よりQS Graduate Employability Rankings 2019が発表され、本学は国内では東京大学に続き第二位、世界ランキングは二十七位となりました。本ランキングは、雇用者による評価、卒業生の活躍、主要企業との共同研究実績、企業などの学内採用活動、卒業生の就職率など、評価指標により策定されており、本学の企業との連携した取り組みや国内外のあらゆる場における校友の皆様のご活躍が高く評価されたといいえます“という内容の記事は文中にもある通り、多くの校友会、またそこに所属する校友一人ひとりの活躍の積み重ねの結果と受け止めて良いのではないかと考えます。
 校友会組織の中では、北稲門会は小さな会ですが、自負と誇りをもってこれからも活動を続けて行きたいと思います。
 冒頭にも述べましたが、現今の校友会活動は非常に厳しい情況に置かれていますが、遠くない日に、会員同士が元気に顔を合わせることが出来ることを信じております。それまでお互いに健康に留意し頑張って参りたいと存じます。
 結びに、会員皆様方のご健勝とご活躍を祈念申し上げ私のご挨拶とさせていただきます。

北稲門会 会長 田内秀昭

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