北稲門会では、毎年会員を対象とした講演会を開催。講師は早稲田大学教授、著名な卒業生の方などをお願いし、平成7年小山宙丸先生のご講演から平成22年まで19回を数えております。
平成22年度 第19回 定時講演会 を開催いたしました。
平成22年9月9日(木)講師 松瀬学(昭和58年卒・演題 「早稲田スポーツと早稲田魂」)
講師プロフィール
早稲田在学中は、福岡修猷館高校時代から続けたラグビー部で活躍。卒業後共同通信社入社。運動部記者として国内外の取材活動を行う。現在はスポーツをメインとしたノンフィクションライター、かたわら「早稲田学報」編集委員を務める。精力的な取材をベースに、新聞、雑誌(ナンバー、プレジデント、週刊朝日等)、WEB上に執筆。著書として「清宮革命・早稲田ラグビー再生」「匠道―イチローのグラブ、松井のバットを創る職人たち」など多数。目下の著作テーマは「藤本隆宏評伝」「女子ラグビー」「東京スカイツリー」「早慶戦」。
最新刊は11月発行予定の藤本隆宏評伝「武骨に泳ぐ」(カッパブックス)
人生のモットーは「感謝」
平成22年定時講演会は「早稲田スポーツと早稲田魂」と題し、ノンフィクションライター松瀬学さんの講演です。
イチローや大相撲など、多岐にわたる分野での執筆に定評のある松瀬さんですが、当日は長年の取材経験の中から、とくに早稲田出身のスポーツ関係者を多数ピックアップし、本人たちから直接聞いた「あなたにとって早稲田魂とは?」という質問への回答を交えて、彼らの熱い生き様や素顔について、一層熱く語っていただきました。
松瀬さんは、自身がラグビー部で接した「荒ぶる魂」の名伯楽、大西鐡之祐監督に「人の道を重んじ、フェアプレーに徹する」精神と「道理に従って速やかに決断する」準備と実践の重要性を学び、「イラクを駆け、日本を想い」イラクで凶弾に倒れたラグビー部出身の外交官、奥克彦氏には「早稲田魂とはノーブレス・オブリージュ」という言葉を聞いたと語ります。
一方、再び栄光を取り戻しつつある早稲田スポーツの今日を喜びながらも、出席日数不足から退学を余儀なくされた福原愛選手を例に、スポーツ推薦制度の現実と抱える問題点について鋭く言及されました。
最後に、さまざまな取材を経て松瀬さんが想う早稲田魂とは
・困難に打ち勝つこと、すなわち 「義」
・逃げないこと、すなわち 「勇気」
・他人を思いやる心、すなわち 「仁」 と話されましたが、居並ぶワセダOB一同納得の結論だったのではないでしょうか。
有名選手の魅力あふれるエピソードと、なにより松瀬さんのワセダ愛に溢れた語り口に引き込まれ、あっという間の1時間でした。
(文責越野)
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講演レジュメもご参照ください。
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これまで開催した講演会
回 |
開催日 |
講師(肩書き・学部名は教授) |
演題 |
第1回 |
平成7年7月7日 | 小山宙丸(第13代総長) | 「哲学論」 |
第2回 |
平成7年11月7日 | 西川 潤(政治経済) | 「世界経済と日本経済」 |
第3回 |
平成8年3月21日 | 永田勝也(理工) | 「これからの自動車・ソーラーカー」 |
第4回 写真 |
平成8年8月1日 | 松田修一(生産研) | 「21世紀をリードする企業と起業家像」 |
第5回 写真 |
平成9年1月17日 | 間 宏(文) | 「経済大国を作り上げた思想」 |
第6回 |
平成9年7月28日 | 兼近輝雄(政治経済) | 「私と日本政治史」 |
第7回 |
平成10年11月17日 | 川村亨夫(アジア太平洋) | 「21世紀の国際社会と日本の課題」 |
第8回 |
平成11年12月3日 | 森田実(政治評論家) | 「日本の政治はどう変わるか」 |
第9回 |
平成12年3月1日 | 岩村充(アジア太平洋) | 「日本の金融に未来はあるか」 |
第10回 写真 |
平成13年7月5日 | 小林英夫(アジア太平洋) | 「21世紀日本企業はいかに生くべきか」 |
第11回 |
平成14年7月9日 | 西田善夫(33法スポーツ評論家) | 「選手をやる気にさせる話術」 |
第12回 |
平成15年11月14日 | 石井浩(渋沢史料館副館長) | 「大隈重信と渋沢栄一」 |
第13回 |
平成17年3月7日 | 北川正恭(公共経営大学院) | 「地域の自立とマニュフェスト」 |
第14回 写真 |
平成18年4月20日 | 飯野公一(国際教養) | 「外国から見た日本の諸情勢」 |
| 平成19年3月20日 | 廣岡達朗(野球評論家) | 「人は必ず育つ」 | |
| 平成20年4月17日 | 瀬古利彦(日本陸上競技連盟理事) | 「心で走る」 | |
第17回 |
平成20年11月14日 | 佐沢利和(日本記者クラブ会員) | 「総選挙を占い、併せて歴代総理の虚像と実像を語る」 |
| 平成21年9月9日 | 荒和雄(昭和34年第一法卒) | 「よい世襲・悪い世襲」 |











